適当突発レビュー
The Killers:Day & Age
- アーティスト: Killers
- 出版社/メーカー: Island
- 発売日: 2008/11/24
- メディア: CD
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The Killers復活!な3rdアルバム。
僕らが恋に落ちた1stに満ちていたあのフィーリング、ドキドキが。
2ndの土臭さ、スケール感を消化しつつの、
都会的クールネスという1st回帰なサウンド。
まあ、田舎回帰的な2ndを経たこともあるのか、
垢抜けなさ、ダサさがちらほらと散見されます。
都会で頑張ってクールに振舞ってたけれど、
里帰りによって、なんか少しダサくなってしまったような感じ。
里帰り効果で、クールなメッキが剥がれてしまったとも。
しかしこのダサさは支持します。
キラーズの新たな魅力、開眼です。
MGMT:Oracular Spectacular
- アーティスト: MGMT
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2008/07/02
- メディア: CD
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ドリーミィーなサイケデリック・ポップ。
穏やかだけど、不安を感じさせるような不穏な雰囲気のサウンド。
逃避音楽の一面を持ちつつも、
シリアスな現状の中での失われてしまった過去への憧憬。
手は届かないと知りながら、思いを馳せてしまうような物悲しさを感じたり。
考えすぎかな?
とにもかくにも素晴らしい作品。
20代の青春ロックンロール
- アーティスト: 曽我部恵一BAND,曽我部恵一,上野智文
- 出版社/メーカー: ROSE RECORDS
- 発売日: 2008/04/15
- メディア: CD
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08年の一番のお気に入り作品。
昨年のポップ・ミュージックは
「青春」とか「ポップ」がキーワードの一つにあったような感じが。
そんな中での日本産「青春」ロックンロール。
ままならない、だけど最悪というわけでもない。
そんな日常を生きる20代の「日常」を描いた12編のストーリー。
そして、「衝動」の再獲得をしようともがくものでも。
ロックンロールは10代だけの特権ではないことの宣言。
ロックから卒業できない大人たちに是非聴いてもらいたい1枚です。
今日の1枚
- アーティスト: Ulrich Schnauss
- 出版社/メーカー: Domino
- 発売日: 2004/10/05
- メディア: CD
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以前友人に借りたまま、長らく眠ってました。
なんとなく、とりあえずで、2ndを聴いたところとんでもなく素晴らしく作品でした。
なぜこれまで聴かずにいたのか、過去の自分を小一時間問い詰めたい。
やさしめなエレクトロニカの音の心地よさ。シューゲイザーの高揚感、陶酔感。
両者のいいとこ採りのような音楽。
たまりません。
1stは優しい音のエレクトロニカ。シューゲイザー的要素は薄め。
とはいえ2ndに繋がるような兆しも。
こちらもかなり好きな作品。
とにかくメロメロ。